資金繰り改善

我々の考える資金繰り改善とは

企業の経営体質が改善されたら、次は資金繰りの改善です。これは単に目先の支払いをしのぐという話ではありません。確かに支払いを猶予してもらったり返済の条件を変更してもらったりすれば、当面の間はもつでしょう。しかし、また同じようなことが起こって首が回らなくなってしまうのは火を見るより明らかです。

私たちは短期的な視点はもちろん、中長期的な視点で見ながらキャッシュフローを改善し、将来同じようなことが起こらないよう防いでいくことに主眼を置いています。

毎月しっかりと収入があり、支出を最適化する。キャッシュフローを改善していけば、また経営が順調に回るようになります。そのためにも、短期的な資金繰りの改善と中長期的なキャッシュフロー改善の2本柱でサポートいたします。

短期資金繰り改善の3つのポイント

状況整理

まずは支払いの状況を整理するところからはじめましょう。いわば今の会社の状況はバケツから水が漏れている状態です。水漏れを止めるためには穴を塞ぐことが必要ですが、そのためにはどこに穴があるのか?を特定しなければなりません。

毎月の支払いの詳細を調べ、どこにいくら支払っているのか?をしっかりと明らかにし、支払い計画を作成していくことが大切です。そして、支払いを待ってもらったり減額してもらったりできる余地はあるのか?も検証していきます。

これを行うことで、はじめて次のステップに進むことができるのです。また、支払状況を整理することで、無駄なコストの発見にもつながるため、非常に重要なフェーズといえます。まずは、どこに穴があるのか?をしっかりと調べていきましょう。

外注等への支払い

支払先や支払金額を特定して支払い計画を策定したら、支払先への交渉を行います。特に調整しやすいのはこれまで信頼関係が構築できている外注先です。事情を話すことで、支払いを待ってくれたり減額してくれたりする可能性もありますので、減額交渉や支払時期の交渉を行いましょう。

ただし、闇雲に「支払いを待ってほしい」「減額してほしい」と言われても、支払先も経営がかかっています。実現性のある支払い計画を提示し、誠意をもって、粘り強く交渉していかなければなりません。

東京事業再生コンサルティングセンターでは減額交渉や支払い時期交渉に慣れていない経営者の方のために、交渉同席も対応いたしますので、ご安心ください。

銀行への支払い

毎月経営者様の大きな負担となっているのが銀行への支払いです。融資の返済を減額してもらったり支払いを待ってもらったりすれば、当面のピンチを乗り越えられる可能性が高くなります。

重要なのはリスケ(リスケジュール)を行うことです。リスケとは返済計画の組み直しを行うことであり、当面の間返済額を減額してもらう、返済期限を延長してもらうことを指します。

銀行の立場としても、融資先が倒産してしまえば貸し倒れとなってしまうため、交渉すればリスケに応じてくれるケースも多いです。

もちろん、銀行への交渉に関しても同席させていただきます。元銀行員のスタッフが在籍しているため、銀行側の視点での返済計画策定のアドバイスや、担当者との交渉サポートが可能です。

中長期的キャッシュフロー改善のポイント

上記のような短期的な資金繰りの改善を行うと同時に、中長期的なキャッシュフローの改善も必要となります。収支のバランスが整えば、会社に現金が残るようになるはずです。

財務面での事業計画・資金繰り表の策定、入出金サイクルの見直しと調整、重要指標の策定とそれをこまめに・的確にチェックする運用の実施、原価と純利益割合を考慮した販売価格・サービス提供価格の見直しなど、行うべきことは山ほどあります。この一連の流れを考えただけでも、ハードルが高いと思われるかもしれません。

ただし、これらを実行しないことにはキャッシュフローの改善にはつながりません。そこで、私たちがそれぞれの項目について、段階ごとにわかりやすくサポートいたします。いっしょに、一つひとつを着実に実行し、ハードルを超えていきましょう。

本当に大切なのは実行力

資金繰りの改善でもっとも重要なのは実行力です。いくら良い支払い計画や返済計画、資金繰り表を作成したとしても、それらが実行されなければ意味がないからです。特に資金繰りのフェーズは外注先や銀行と交渉を重ねるなど、泥臭い行動の積み重ねが必要となります。

アドバイスはしてくれるものの、実行はクライアント任せというコンサルタントも少なくありません。しかし、東京事業再生コンサルティングセンターは違います。私たちは何よりも実行に重きを置いています。現場に赴き、場合によっては交渉に同席して力強くバックアップいたします。

31年間で50社以上の事業再生に携わってきており、交渉力にも自信があります。元銀行員のスタッフが在籍しているため、銀行の担当者目線でのアドバイスや交渉も得意ですので、安心してお任せください。

徹底したコンサルサービスが1年無料!

外注先や銀行などからは支払いを遅らせてもらったり減額してもらったりしている状況であるにも関わらず、コンサルタントに対しては高額な報酬を支払うというのは矛盾が生じます。支払先からの納得も得られません。

そこで、東京事業再生コンサルティングセンターでは最初の1年間は無料でコンサルティングサービスをご提供します。報酬をいただくのはキャッシュフローの改善の目処がついて売上が立つようになった後。これが私たちの考え方です。

「毎月の支払いに困っている」「会社に現金が残らない」といったお悩みも、お気軽にご相談ください。

※1年無料コンサルティングの適用には審査がございます。まずはお問い合わせ・ご相談ください。

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