ファクタリング地獄で経営悪化!財務支援で回復した経営者の実録インタビュー

2020年10月21日

売上に集中できて、気持ちが楽になりました。

そこから本格的に事業再生の道を進むことになったんですね?

インタビュアー
長谷川さん長谷川さん

はい。債務や支払いを後ろ倒しにできるところは後ろ倒しにしてもらう、リスケや減額の交渉などをオーナーにしていただきました。

オーナーオーナー

支払先もお金に困っているケースが多いんですよね。「分割の支払いを、今日一括で払うから安くしてくれませんか?」みたいな駆け引きもしました。あとは、私の人脈を使って長谷川さんを紹介して仕事を請け負えるような仕組みづくりも行いました。

長谷川さん長谷川さん

リースバックもしていただいて、なんとか自宅に住み続けながら、会社も存続の道を歩むことができました。

なるほど。いろんな角度から再生の道を歩みだされたんですね。実際にこのときに心境の変化はありましたか?

インタビュアー
長谷川さん長谷川さん

やっぱり気持ちが楽になりましたよ。それまでは「これ足りない」「支払いができない」ってお金のことばかり考えていましたから。夜も寝られなかったですよ。でも、今はだいぶ楽になって、本業に集中できるようになりましたね。

長谷川さんの人柄が良い!

オーナーはなぜ長谷川さんの会社を再生しようと思われたんですか?

インタビュアー
オーナーオーナー

人柄、業種、業態、取引先ですね。特に人柄が重要だと思っています。長谷川さんは確かに経営者に向いていない部分もあるかもしれないけど、売上を作れるスキルがあるし、根っからのワルじゃない。再生したいという気持ちも強い。そんなところに惹かれましたね。

もちろん、長谷川さんのビジネスの中身が我々で再生できるかどうかも見ています。そのうえで、長谷川さんが「経営者には向いていないかもしれないけど、営業はやりたい!」と言ってくれたのも大きいですね。長谷川さんが本業に集中して、我々が資金繰りを考えたり、支払先への交渉などをしていけば再生はできるという確信があったんです。

なるほど。「営業をする!」という一言と、それに込められた気概が一番の決め手だったということですね?

インタビュアー
オーナーオーナー

はい。「営業はしたくない」って言われる社長も多いんですけど、そういった方は完全に経営者として向いていません。営業をしないということは経営者として何もしないってことですから。長谷川さんは「営業する」って言い切って約束してくれたから、望みがあったのかなと。あとは長谷川さんの弱い部分を我々が見ればいいんです。

「会社を盗られる」という思いが間違ってました。

事業再生のお話を聞かれたときに不安はありませんでしたか?

インタビュアー
長谷川さん長谷川さん

正直ありましたよ。「会社が盗られるんじゃないか」という不安が大きかったですね。でも、それも間違いだとすぐに実感させられました。

オーナーオーナー

そもそも、赤字企業は厳しい言い方ですが「負の財産」です。負債も相当あって、言ってない借金もあるかもしれない。だから、我々は「会社を盗ろう」なんてことはまったく考えたことはないんです。

でも、長谷川さんに限らずほとんどの経営者は「会社を盗られるんじゃないか」って考えるんですよね。愛着もあるし、取引先がいるし、私も経営者だからその気持はわかります。でも、さっきも説明したように我々が会社を盗ることはありませんから、まずは無駄な心配をせず、相談していただきたいですね。

本当の意味での「自由」を目指して

事業再生が順調に進んでいる長谷川さん。これからどうしていきたいと思いますか?

インタビュアー
長谷川さん長谷川さん

まだ下請け業者への支払いが終わっていないし、前の会社の処理も残っているんですけど、その部分が終わったら、売上を上げることに専念していきたいですね。

なるほど。支出をきっちり精算して、長谷川さんが得意とされている営業で売上を上げて、会社を再建していくんですね。

インタビュアー
長谷川さん長谷川さん

はい。赤字企業再生支援センターさんでは苦手だった財務関係を担当していただいて、私は売上に専念する。まだ、黒字までいかないまでも、かなり業績は回復しています。

やっぱり営業をして売上が作れるのは嬉しいです。自分の時間を自由に使って売上のことを考えて会社を発展させられる。本当の意味での自由を手にしたいですね。

私たちも、長谷川さんの再生を応援しています。ご協力ありがとうございました。

インタビュアー

資金繰りに苦しんでいる方は、赤字企業再生支援センターに

長谷川さんのように、営業をして売上を上げることは得意だけど、会計や財務が苦手で赤字に苦しまれている経営者の方は非常に多いです。

支払いのために金策に追われて営業ができない。経営者にとってこれほど苦しいことはありません。

でも、こうした社長が決して経営に向いていないというわけではありません。営業ができるというのも経営者に必須のスキルなのですから。

会計や財務など苦手なことは私たちが行います。経営者さまは本業に集中し、どんどん売上を上げてください。そうすれば、会社の業績はどんどん良くなり、本当の意味での「自由」が手に入るでしょう。

資金繰りでお困りなら、赤字企業再生支援センターにご相談ください。

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